甲信中医薬研究会
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生薬
「
婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
」は、女性の宝といわれている当帰(とうき)という生薬を主薬とし、9種類の生薬が配合されています。生薬はあわせることにより、互いの作用を抑制したり、補ったりしています。9種類の生薬がそれぞれどのような生薬なのか、ご案内いたします。
作用 ・・・・・・
利水滲湿
利水作用によって、体内の水湿、痰飲をとりのぞく。平性なので、虚・実・寒・熱のいずれにも使用可能。
健脾利湿
湿を除去し、同時に脾の機能を高める。健脾作用はあまり高くない。他の健脾薬の補助として使われる。
安神
脾虚や痰飲による動悸・不眠・不安感などを緩和する。
作用 ・・・・・・
養陰柔肝平肝
寒性の補血滋陰薬。肝血肝陰を補い、微寒性なので血虚血熱に適している。
柔肝緩急止痛
肝の陰血を補う事で気滞を改善し、止痛する。
陰収止汗
表虚証の汗に使用される。
作用 ・・・・・・
活血行気
血を温め、巡りをよくする。また、気滞を除き胃の働きを調整する。
去風止痛
風寒、風熱、風湿などの頭痛の緩和。風湿痺証の筋関節痛、またしびれ、半身マヒの緩和に使用される。
作用 ・・・・・・
補気心脾
補気力は弱いが広範囲にわたり使用されている。脾虚や心気不足の脾胃や心気を補い、心神を安定させる。
潤肺止咳
肺を潤し、咳を止める。平性なので作用は穏やかだが特に燥痰・熱痰に適する。
緩急止痛
胃・腹部などの痙攣性疼痛を緩和。
瀉火解毒
解毒また薬性を緩和する。
作用 ・・・・・・
補気益脾肺
脾胃肺の気を補う。薬性は温和で、気虚全般に使用され、特に脾・肺の気虚証に使用される。
補気生血生津
薬力は弱い。人参の代用として、軽度の場合や慢性疾患に使用される。
作用 ・・・・・・
補血
滋潤性・・・・・・・・
潤腸通便
虚弱体質、血虚証や老人などの腸燥や便秘に使用される。
活血調経・止痛
血をめぐらせ、月経を調整する。気虚・オ血・気滞などの月経不順、月経痛、産後の腹痛などに使用される。
作用 ・・・・・・
補血
滋潤性があり、補血作用に優れているが、特に心血虚証・肝血虚証に多用される。
潤腸通便
虚弱体質、血虚証や老人などの腸燥や便秘に使用される。
活血調経・止痛
血をめぐらせ、月経を調整する。気虚・オ血・気滞などの月経不順、月経痛、産後の腹痛などに使用される。
作用 ・・・・・・
補気弁陽
脾気を補い、血の経絡よりの流血を防ぐ。脾胃気虚の顔色不良・倦怠感・食欲不振・下痢、中気下陥のめまい・下垂感・気虚発熱、気虚による出血証などに使用される。
補気固表・解表
肺気を補い、衛気を高める。肺気虚証の慢性喘息・白色多痰や、気虚や陽虚の感冒に使用される。
益気利水
脾の機能を高め、利水する。
托瘡生肌
正気を高めることで排膿を促し、皮膚化膿の治癒を促進する。
作用 ・・・・・・
補血
心肝の血虚を補い、血虚によるめまい、不眠、過小月経や不正性器出血にも使用される。
滋陰補精
腎陰を潤し、腎精を生じさせる。腎隠虚や肝腎陰虚のめまい、耳鳴り、汗、腰部の疼痛や倦怠感などにも使用される。また精血虚損における発育遅延や不妊症、インポテンツ、健忘などにも使用される。
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